11月5日、船釣り大会が開催されました。
当日は天候にも恵まれ、11月当初の寒さが嘘のような雲一つない快晴、最高のコンディションでした。
横浜から車を走らせること1時間半、開催場所である福浦漁港に到着です。
波の無い穏やかな海、海面を覗くと綺麗な青色で泳いでいる魚達が見えます。
12時、船頭さんに船釣りの基本を教わり、ついに出港です。船のエンジン音と共に海岸がだんだん小さくなっていきます。
多少の船酔いと戦いつつ、エンジン音が止み周り一面青色に囲まれたら船釣りの始まりです。
船頭さんの指示のもと糸を底まで落としたらそこからリールを数巻き、この加減がなかなか重要らしいです。 そのあとは竿先に全神経を集中、波とは違う竿先の揺れを待ちます。
5分ほどすると「いるかも」という声とともに竿を上げてみると海の中に銀色の影が。
懸命に糸を手繰り寄せると竿の先には赤い体に黄色のラインの綺麗な魚が、イトヨリダイです。 針を外すのに戸惑いながらも、なんとかイトヨリダイをバケツに入れるとピチピチはねて水を飛ばしてきます。
最初の一匹に興奮しながらイトヨリダイと遊んでいると間もなく、船頭も驚くくらい丸々に太ったサバが上がります。
そこから流れ良く魚が釣れ始めます。イトヨリダイ、サバ、アジを中心に真鯛、アマダイ等の珍しい魚も釣れいつの間にかクーラーボックスも一杯に。
船頭さんの「時間です」の声まで魚と格闘すること約5時間。
結果、釣れた魚は30匹大満足な結果でした。
帰港し、出港した時とは違う福浦漁港の景色を見ながらいっぱいになったクーラーボックスを開け、いっぱいの魚をもう一度確認してから車に乗せました。
海と魚の匂いを手に残しつつ、船頭さん、海、そして魚に別れを告げて車に乗り込みました。 達成感と、ほどよい疲労の清々しい気分で帰り道、今日の思い出を語りながら横浜駅に到着です。
駅に沢山の魚を持ち込み満足感とともに解散となりました。
その後、魚の調理が出来ない組はお店でさばいてもらおうということになり、居酒屋に本日の成果を持ち込み、調理してもらいました。
釣りたての魚、さらには自分たちで釣った魚は本当に格別で食べれば食べるほどまた釣りへの意欲が湧いて来ました。
(2016年4月入社 K.R)