先日、ランチの会の最後にイチジクのデザートが出ました。
今年の旬に初めて食べる食材「初物」だったので、家庭での習慣どおりに西を向いて笑おうと思いましたが、雨で太陽も見えず、方角がわからなかったので、同席の人たちに訊いてみたところ「どこの風習ですか?」「初めて聞いた」「何のため?」などと、急に話題になりました。
(メジャーとは思っていなかったけれど)そんなに知られていない習慣だったの?
言われてみれば、我が家でなぜ・いつからこれが習慣になっているかもよくわかりませんでした。ご利益的なものも意識したことはなく、なんとなく、初物ありがたや~という気分で、でも必ず家族全員で行っておりました。
あらためて調べたところ、自然の恵みに感謝していただくという基本の上に、関東は西(関西に対しての優越感)・関西は東向き(関東にライバル意識)、75日間長生きする、などいろいろ言い伝えがあるようです。
もはや一年中、さまざまな食材が手に入るのが当たり前のような生活の中で、こんな儀式をすることもそう頻繁ではなくなっていますが、春や秋にはまだ季節ならでは、季節限定の食物は多く「一年ぶりの味だ~」と楽しく笑って食しています。
「ところでどんな感じで”笑う”のですか?」と尋ねられたので皆さんの前で披露することになりました。家族以外に見られるのは恥ずかしくて、こそっと笑いましたが、ご家庭では思う存分、その日の気分で、みなさんもぜひ。
A-Bay☆