通勤時の最寄り駅近く、私の横を足早に通り抜けた女性が、バッグの中から携帯を取り出したときに、たくさんの物を道に落としました。メモ帳のようなもの、ポーチ、ティッシュやその他5~6個が道に点々と散乱している、にもかかわらず全く気付いていません。向かい側を歩いていた方と一緒に慌てて拾い上げました。
同時に「落ちましたよ!」と声をかけるも、どんどん先へ。
同じ方向に行く私が、落とし物を全部つかんで追いかける形になりました。
「落とし物ですよ!!」だんだん私の声も大きくなりますが、全然振り向きません。
もっと決定的な呼びかけをしなくてはと、とっさに出た言葉は「そこの黒いワンピースの眼鏡のおねえさん、落としてますよ!」
違反車を追いかけるパトカーの警官のような気分になってきました。
結構な人が歩いていて当然なにごと?と振り向いていたようですが、恥ずかしいより、とにかく早く渡したい!
信号が赤になったところでやっと追いつき、1~2メートルほどまで近づいて声をかけたのですが、なんとまだ知らぬ顔。
あ~、ヘッドフォンしているみたいです。だめだこりゃ!
仕方ないので手が届くまで近寄って、とんとんと肩をたたいたところで、さすがにやっと気づいてくれましたよ。
「あ~!ありがとうございます。」と笑顔でお礼は言ってくれましたが、朝っぱらからとんだ追跡劇、ぐったり疲れました。
そんなに世の中の音を遮断してちゃんと生きていけるのかなぁ?という若干虚しさの残る出来事でしたが、臆せずお節介に生きていこうとも思いました。
A-Bay☆