”良いロゴデザイン”とは、なんなのか

先日、社内で運用している社内向けのナレッジ共有サイトのアイコンデザインを刷新することになり、
そのデザインを社内から公募し、コンテストとして開催することになりました。

デザインコンテストを開催するにあたって募集要項を作る際、初めてデザインについて深めに考える機会になりました。
デザインには明確な正解がなく、私のようなエンジニアは苦手意識を持ったりしますが、考えてみると案外面白かったです。

そんな中、SNSを見ている時、とあるデザイナーの方が、
2021年のクロネコヤマトのロゴデザイン刷新について解説している動画が目に留まり、
興味深かったので、コラムとしてまとめてみました。

曰く、クロネコヤマトのロゴデザインの刷新を担当した方の動画で、
良いロゴとは何なのか、以下のように解説されていたとのことです。

ロゴのクオリティとは、”耐久性”である。
ポイントとしては以下のような点がロゴのクオリティが高い、つまり、良いロゴとして評価できるとのこと。

・長く使えるロゴかどうか
クロネコヤマトの新ロゴデザインの検証では、トラックや看板上にロゴを配した場合だけでなく、
50年、100年先を見越して、ドローンやロケットにロゴを入れた時どう見えるか等、あらゆるケースを検証したとのこと。
その時のトレンドのデザインだったり、今のロゴの使われ方だけを想定したデザインでは、いつか変更しなければならなくなり、
耐久性が低いロゴになってしまう。

・拡大、拡縮、あらゆるサイズに耐えうるロゴかどうか
大きな看板に配した時は良いロゴに見えても、名刺など小さなサイズに印刷した時には、
潰れて見えないようなデザインは耐久性が低いロゴになってしまう。
複雑でなく、大きくても小さくても視認性が良いロゴデザインが良いデザインであると言える。

・街の様々な場所や、Web上や、紙面上など、あらゆる媒体で使えるデザインであるか
例えばWeb上では、正方形の比率で表示できるファビコンでロゴが使われるが、
Webページのヘッダーでは横長のデザインが一般的で、正方形でも横長でも、様々な形式で配置できるようなロゴであると良いという。

特に考えなければ、なんとなくの感覚で「良いロゴだな~」なんて思ってしまいそうですが、
良いロゴには、明確な理由があったのですね。
たまにはこういった別の領域の専門家の話を聞くと、興味深く、自分の仕事にも活かせそうな気がしてきます。


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